信念と意義


信念と意義

2008年10月31日にSatoshi Nakamoto氏がビットコインに関する論文を公表し、2ヶ月後の2009年1月にはビットコインのブロックチェーンにGenesis Blockが誕生し、世界中で新たなマイルストーンの可能性として注目されました。さらには、ポピュリズムが台頭する現代社会において、ソブリンリスクから中立的なビットコインは資産としても高く評価されることとなりました。

国内では、資金決済法をはじめ、金商法もこれからブロックチェーンを意識した法律へと変わっていくことでしょう。日本は決して出遅れてはいないものの、社会実装による問題解決に対しては各国で多くの課題がみられています。

そんな中、現在では暗号資産や仮想通貨という言葉が先走っていますが、ブロックチェーンが叶える「信用を検証可能にする」という概念の変革は歴史的に類を見ないものがあります。


ただ、ブロックチェーンの誕生から10年以上の月日を経ても、金融のあり方、生活水準、社会からの理解度は大きく変わっていません。

技術をただ単に技術として存在させるのでは意味がありません。
日常の生活までに浸透させ知らないうちに素晴らしい技術が実は使われていた、というほどに技術を日常的に落とし込めなければ、本質的な技術進歩とは呼べません。

また、そんな技術進歩がなければ、私たちの生活水準の向上や文明の発展はありえません。日々の技術開発はそれらを押し上げるものであるべきです。そして、こういう小さな進歩の積み重ねが10年後、50年後、100年後から振り返って考えると歴史的な大きな転換点だったりするのです。



弊社は不可能への挑戦をし続ける組織でありたいと願っています。
不可能とは、過去から我々が勝手に考察して作り上げた概念で
す。過去に不可能と言われたことでも、未来からみれば、ただの通過点でしかなかったということもよくあります。

お金と時間にゆとりがあるという当たり前を築く。これにより、今までより人々が幸せになりやすい環境づくりに貢献できると信じています。


現在、価値のあり方や管理の手法において、歴史的に類を見ない進展を遂げようとしている中に生きています。
もしかすると、今、私たちはとんでもない歴史的な分岐点にいるのかもしれません。

歴史的な変革の流れの中、ただ単に世に流され、世の中の変化を傍観するだけなら、責任も犠牲も伴わず、それなりの人生を過ごすことができるでしょう。

ただ、少しでも人生の限られた時間大切に過ごしたいと思うなら、多くの人々と関わり合いながら、世の中をより良い方向へと自らの手で変化をもたらしたいものです

進む道の目の前に、空をも突き破る山脈の頂きがあろうとも、越えてきた人達だけが見えた世界があります。

この挑戦の途中で、諦め、挫折、裏切り、騙しなど、社内外で多く見てきました。今までにない領域に挑戦しているから苦しいのです。楽をしたい気持ちもわかります。

ただ、そんな苦境の中でも支え合い、苦しみの向こうにあるものを信じて闘ってきたそんな仲間たちと今は事業を進めています。


私たちは失敗するかもしれません。ただ、全力で挑戦してみたいのです。

苦しい環境を乗り越えてでも、成し遂げたい世界観がある。
そう
共に信じ、お互いに協力し、貢献し続けられた仲間たちだけが今も一緒に走り続けています。

より人々が幸せになりやすい環境づくりを目指して。

それが弊社の信念と、存在意義です。